「自律神経と肥満の関係」 2002.06.29



肥満の研究において“体重や食欲は、自律神経でコントロールされており、自律神経の働きによって脂肪を分解して燃やしている。これが1995年以降の考えかただそうです。
自律神経の交感神経が刺激されることで、ノルアドレナリン、副腎からはアドレナリンが出て、β3アドレナリン受容体に来ると、ホルモン感受性リパーゼが中性脂肪を分解する。分解された中性脂肪は遊離脂肪酸になって褐色脂肪細胞のUCP(アンカプリングプロテイン)で熱にして脂肪の調節をしている。
太ってくると。白色脂肪細胞が大きくなり脂肪遺伝子のレプチンが発現し、満腹中枢を刺激する。
満腹中枢は交感神経の中枢なので脂肪を分解する。
また、最近の研究で内臓脂肪がある一定以上に膨れ上がってくるとレプチン、癌を誘発する遺伝子、高脂血症・糖尿・高血圧・その他の生活習慣病の遺伝子が脂肪細胞から出ることが解ってきた。

最近、日本人や中年が太りやすいのは総体的に現代人はストレス、運動不足、生活環境、食事内容と取り方などで自律神経が鈍っている。
日本人は3人に1人、あるいは4人に1人の割合でβ3アドレナリン受容体の遺伝子に欠損があるため、脂肪がつきやすく燃やしにくい。
中年になると自律神経の働きが弱くなり、体重コントロールがむづかしくなる。
朝鮮人参は自律神経の働きを高め、リパーゼを活性化して脂肪を燃やすのでダイエット効果を高めるでしょう。
このように自律神経の働きが低下している方は若年層にも広がっているような気がします。

1.暑くなっても汗がかけないのは体温調節が出来なくなっています。
2.寒くなると自然に皮膚が引き締まって寒さを寄せ付けなくするはずですが簡単に冷えてしまう。
3.胃腸が正常に働かないので消化吸収が悪く栄養が十分に入ってこないので材料不足で元気な血が作れない。そのため、東洋医学的に考えると血虚という状態になりやすい。病気の回復も悪く、血虚のために子宮や肝臓の働きが低下している。
4.自律神経に支配されている各種臓器の働きが著しく低下している。
心臓もかなり疲れやすく動悸や不整脈が若い人に増えていませんか。

このほかにも色々と疑われることが増加しています。
なかなかやせにくいと思っておられる方は自律神経を立て直す必要があるかもしれません。一度ご相談ください。


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