「今が旬の牡蛎は健康に良い」 2010.01.09


スーパーに行くと牡蛎がたくさん並んでいますが、皆様は食べられますか。
私は大好物です。なぜならこんなに身体によい食品は珍しいです。
ビタミンもミネラルもたくさん入っていて栄養も豊富で栄気を養うと言われています。
牡蛎、アサリ、シジミもなどの貝類は解毒作用があると昔から言い伝えられています。
牡蛎の貝殻は漢方薬の生薬としても使われています。
たとえば、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯などの精神安定する漢方薬の中にも入っています。
牡蛎の殻は塩辛い味を持ち、体を温める。東洋医学的には「渇きを潤し血気の行を調へ和す、故に胸脇下の痞えを柔らげ、或いは寒瘧を治し、或いは水気を除き又は驚きを鎮める等の能をなす」といわれています。
分かりやすく言うと体内の血液や体液の機能を改善し、血液循環を良くする。
胸や脇の下の痞えを和らげる胃や肝臓の働きをスムーズにして、冷えの瘧病(急に寒気を感じたかと思うとカーと暑くなる病気)を治し、余分な水毒を除き、精神を安定する働きもある。
そのほか牡蛎にたくさん含まれる亜鉛がインシュリンの分泌を増加させ、血糖値が下がるという結果が出ています。
奥田拓道(愛媛大学医学部)らの研究グループがカキ肉エキスにインスリン様作用のあることを見い出し、その物質がアデノシンであることを明らかにしている。また、過酸化脂質投与ラットの肝障害および高脂血症の予防効果についても報告している。
愛媛大学医学部生化学教室の奥田教授は、ラット実験で「牡蠣肉エキス【かきにくエキス】を摂ることで、血中の過酸化脂質や中性脂肪が下がり、このことで肝障害を予防していると考えられる。」と報告しています。また近畿大学東洋医学研究所の有地教授と今西講師は、やはりラット実験で「肝臓中の総コレステロールの増加が抑制された。牡蠣肉エキス【かきにくエキス】が肝細胞内で、脂肪の過酸化を防ぐ可能性がある。」と報告しています。
精子をつくるには亜鉛が不可欠だと言われています。亜鉛を含む牡蠣を常食することで、精子の数が増加したという報告もあります。
カキに含まれているアミノ酸の中で、特に精子を増やす働きがあるのは、アルギニンです。 アルギニンは、精子の頭部を作る主原料で、アルギニンを多量に摂取する程、精子の数が増加し、活動量も高まります。 他にも、アミノ酸の一種であるタウリンにも精子数を増やす働きがあり、タウリンの持つ血管浄化作用で下半身の血管の目づまりを改善して、男性器の充実を促してくれます。 亜鉛やアミノ酸以外にも強精効果を持つ成分が、カキには含まれています。 精巣に多く含まれるミネラルのセレンは、精子を作るのに欠かせない成分ですし、グリコーゲンは、精子の生産に必要です。 ビタミンB12は、男性器の勃起中枢の働きを高め、充血を促してくれます

亜鉛は、欧米では、セックスミネラルと呼ばれ、精子や性ホルモンの分泌などを増やすなど、精力を強める働きがある事で知られています。 亜鉛は、前立腺に最も多く含まれています。 前立腺は、精子に栄養を与え、精子の活動能力を高める、精液の分泌をする働きがあります。 亜鉛が不足すると、前立腺の働きが衰え、精子を作っている精巣の中にある精細管が萎縮してしまい、精子が作られなくなります。 また、精巣にも亜鉛が多く含まれています。 亜鉛は、精巣の中にある、精子の元になる精祖細胞が分裂して精子を増やす際に働く酵素を活性化しています。 更に、亜鉛は精子の“しっぽ”の部分の合成にも関わっています。 その為、亜鉛が不足すると、精子が増えにくくなり、運動能力も低下します。 精液を作るのには、男性ホルモンの分泌が活発である事とも重要です。 男性ホルモンは、性欲を増したり、男性器の充血を強めたりする働きがあります。 この男性ホルモンが作られる際の、酸性フォスファターゼ酵素を活性化する働きが、亜鉛にはあります。 このように亜鉛は、精子と精液を増やす他、男性ホルモンの分泌を増やす為に欠かせない栄養素なのです。


・肝臓病に
牡蠣に限らずシジミやアサリなどの貝類は、おしなべて肝臓に良いと昔からいわれています。
貝類には強力な解毒作用があるためです。中でも牡蠣の解毒作用は抜きん出ています。
これは牡蠣に含まれる効能があります。


・糖尿病に
糖尿病は膵臓からのインシュリン分泌が減少することによって起こります。
ラットを使った動物実験では牡蠣肉エキスを与えたラットのインシュリン分泌量が増加し、血糖値が下がるという結果が出ています。これは牡蠣に多く含まれる亜鉛の働きによるものです。


・疲れ目に
亜鉛が不足すると、網膜で光を感じる能力が弱くなります。そうなると目が疲れやすくなります。また、夜盲症になることもあるので、牡蠣を食べて亜鉛を摂取することが大切になってきます。


・強壮剤に
精子をつくるには亜鉛が不可欠だと言われています。亜鉛を含む牡蠣を常食することで、精子の数が増加したという報告もあります。


・味覚障害に
味覚障害も亜鉛不足が原因です。味覚は下の上にある「味蕾(みらい)」という細胞が感じとっているのですが、この細胞内の亜鉛が不足すると、味覚が感じられなくなるのです。牡蠣肉エキスで亜鉛を摂取するのが効果的な改善法です。


・肥満防止に
牡蠣に含まれるタウリンにはコレステロールを減少させる働きがあります。


・貧血・冷え性・肩凝りなどに
これらの症状はいずれも血流が悪くなることで起こります。
牡蠣には こういった症状に有効な微量栄養素(ビタミン・ミネラルなど)が多く含まれています。このような微量栄養素の働きにより、身体の隅々まで血液が行き渡り、全身の活性化につながります。


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